茶箱の茶杓を日本橋の花筥さんに納めました

 先月、展示に参加させていただいた、日本橋のギャラリー花筥にて、ひきつづき茶箱用の煤竹茶杓を取扱いいただくこととなりました。

 

 花筥 Hanabako さんは日本の竹工芸専門のギャラリーで、美術館に納めらるような作品を国内外の蒐集家へ向けて販売しているお店です(メルボルンのNGVに所蔵された私の作品も、こちらのお店を介して海を渡りました)。

 

 ときどき企画される展示の機会以外には、基本的に予約制のギャラリーになっていますので、ご訪問の前には電話でお問合わせをされることをおすすめいたします。

 

 茶箱用の茶杓、そしてお茶室でのお点前に用いる寸法の茶杓について、これから少しずつ、幾つかの場でご覧いただける機会を作りたいと考えていますが、まずひとつめの場として。

 

 花筥さんは基本的に竹籃、竹工芸の作品を扱う場ですので、茶杓を継続的に扱っていただくかは分かりませんが、ひとまず当面の予定としてお伝えいたします。(そうしたことからも、在庫を含めて事前のお問合わせをされたほうが確実です)

 

 

煤竹より削りだした茶箱の茶杓
煤竹より削り出した茶箱の茶杓

 先日、このブログにて竹茶杓についての基本的な扱い方について記しました。ほんとうに初歩的というか実用的なことに絞りましたので、茶道のお点前のことなどは一旦わすれて記しています。(お点前についてお話しする立場でもありません)

 

 

 竹茶杓は、いわゆる「お茶道具」であると同時に、日々の生活においても抹茶を喫する時間、日常からほんの少し離れて心休まる一服の時をつくるための道具として、茶道の垣根を越えて楽しまれつつあると感じます。また、私自身、守るべき一定のラインは保ちつつも、日常と非日常の境で、そのような広がりが生まれることは現代社会において意義のあることと考えながら、それを踏まえて茶杓を削っております。

 

 やや話が堅く、抽象的になりました。具体的な捉え方については、また少しずつ。今年の後半にかけて、茶杓にまつわる仕事が増えてきそうだという、個人的な最近の流れがありますが、まず茶箱の茶杓をお手にとって頂ける場所について、ご案内いたしました。

 

 竹茶杓の扱い方、手入れの仕方など、ひきつづき機会を見つけてブログに記してまいります。