ブログ展『机上の籠』

 

 雨がつづいています。すこしでも室内を明るくしたいときは花を求めるのが良いですね。夏白菊と吾亦紅を竹籠に。写真に撮ってみると、吾亦紅が多すぎたようです。ともかく、少し気分が明るくなりました。


机上の籠に夏白菊と吾亦紅
机上の籠に夏白菊と吾亦紅

 さきにお伝えいたしましたように、今月はいくつかの籠をブログに掲載して、来年の春にかけてのご注文をお受けしたいとおもいます。最初の籠は、こちらの四つ目の籠。私は日用の籠について定番の籠をもっていないのですが、こちらは繰り返しつくっている定番に近い籠。『机上の籠』と名付けています。

 

 「机上」とくれば「空論」が連想されるところですが、実際の地に足のついた、暮らしにおいてつかいやすい籠だと考えています。あえて多少ひねくれた命名をしたところがあるかもしれません。

 

 籠の写真を淡々とブログに載せて、ただ「受注します」というのも互いに味気ないもの。今年は個展という形での展示をしておりませんから、この籠については展示をするような気分で、こういう使い方ができますよという実例を、何回かに分けてブログに載せたいとおもっています。

 

 実際の展示においては、かえってそうした例をご覧いただくことは難しいものですから、インターネットならではの良い面が生かせるのではと。いわば、1点だけの籠をお見せする「ブログ展」とでも申しましょうか。(そういう本屋さんが銀座にありますね)

 

 というわけで、まずは花を入れました。竹籠には水が張れませんので、陶磁器やガラスと合わせることで花籠としても使えるようになります。ここでは、白くて小さな磁器を用いています。煎茶の器のようで、古道具としてたくさん並んでいたなかから幾つかを求めました。


机上の籠を横から。底が少しだけ浮いています。
机上の籠を横から。底が少しだけ浮いています。

 『机上の籠』は、白竹を浅めの四つ目に編んで縁をつけ、籠の外側を黒竹で補強しています。黒竹の部材は強度のためだけでなく、籠の底部分を数ミリ浮かせる、小さな足のような役目をしています。わずかなことですが、空気の通りがよくなると、気分も少しだけ良くなるような気が私はするのです。また、経年によって底が磨耗してゆく際にも交換可能なこの部分から先に、という考えがあります。

 

 一枚目の写真で少し見えるかと思うのですが、外側の縁と内側の縁のあいだに挟まれた編み目の上には、細い籐を一周させて、編み生地が上から見えないようにしています。そうすることで見た目にも気持ちが良いですし、隙間に埃がたまりにくくもなります。

 

 籠の寸法は、幅が18.5センチ前後、奥行きが16センチ前後、高さは4.5センチ前後となります。籠の内側は、文庫本を平らにして入れて周囲に一回りの間ができるくらいの大きさ。

 

 数字で大きさを聞いてもイメージしづらいところかと思いますので、大きさが分かるような写真も、明日以降また載せてゆきます。

 

 籠の価格は、1点で17,500円+税。国内のお届け先までの送料を別途頂戴します(ゆうパックの60センチサイズでお届します)。今回は、お届け先は日本国内のみとさせていただきます。

 

 秋の間、受注をいたしまして、年明けから来春にかけてお届けする予定です。いつまでご注文をお受けするかについては、およそ秋のあいだと考えていますので、11月の中旬前後まででしょうか(数行下に時期の変更、繰り上げについて追記がございます。)。ご注文は、HPのメールフォームからのみお受けし、実際のお取引方法についてもメールでお知らせいたします。

 

【追記:お知らせ】ご注文をお受けする期間について

当初、11月中旬くらいまでを目安に考えておりましたが、大幅に繰り上げをさせて頂くことになると思います。ハッキリいつまでと申し上げられませんが、予告なく締め切りとなる場合もございます。ご了承くださいませ。(追記ここまで)

 

 『机上の籠』についての写真を、明日以降もブログに順に載せてゆきますので、ゆっくりご覧いただいて、お気に召しましたらお問い合わせくださいませ。

 

 ブログ展『机上の籠』はじまります。