煤竹千筋茶筅筒と煤竹千筋茶巾筒

 

 こんばんは。11月の東京としては36年ぶりの低気温だという本日は、まるで大晦日のような寒さ、はやくも春が待ち遠しい気分です。

 

 来年の春に向けて、煤竹の茶筅筒と茶巾筒の支度をしています。透かしに編んだ「煤竹千筋茶筅筒」と「煤竹千筋茶巾筒」です。


煤竹千筋茶筅筒と煤竹千筋茶巾筒
煤竹千筋茶筅筒と煤竹千筋茶巾筒

 左が茶筅筒、右が茶巾筒、どちらも古い煤竹を縦に並べて組みました。茶筅筒のほうは上部を細い籐で透かしに編んで、茶筅の穂先が横へ飛び出ないようにしています。茶巾筒は上から下まで透かしです。いずれも拭き漆で仕上げています。

 

 以前から煤竹の茶筅筒は作っておりましたが、編み方は透かしではなく密に編んでいました。透かしの千筋では、煤竹ではなく新しい竹を褐色に染めて使用していたのですが、煤竹でも作ることができるようになりましたので、今後は煤竹で作ってゆくつもりです。

 

 千筋の茶筅筒や茶巾筒に用いるには、煤竹のなかでも適した竹、適した部位を選ぶ必要があります。現在は、手元に適した素材のストックがございますので、しばらくはご用命をお受けすることができます。

 

 昨年以前には「煤竹の」「千筋で」茶筅筒を作ることができませんでしたので、お届けできなかった方には申し訳ございません。竹籠の茶筅筒を作りはじめて10年経ちましたが、ようやくここまでたどり着きました次第です。


煤竹千筋茶筅筒と煤竹千筋茶巾筒
煤竹千筋茶筅筒と煤竹千筋茶巾筒

 茶筅筒を茶筅と並べるとこのような具合です。茶筅は野点用の小さなものに合わせて作っています。

 

 これから年内にお問い合わせを頂いたものを、春に向けて制作し、仕上がりましら順にお届けするかたちなります。以下の「Contact」のボタンから、お問い合わせくださいませ。

 

 春が待ち遠しいですね。