秋、冬へ|野の花や野鳥の還る季節

 

 10月ははや中旬。ときおり蒸し暑い日もあり、雨のつづくこともありますが、ようやく秋らしい空気を感じるようになりました。あとひと月、ひと月半もすれば、それが冬の空気に変わります。秋は短いものですね。

 

 セミの鳴き声が消えて、夕方コオロギ達の声が聞こえるようになるのは、秋を感じるひとつのサイン。夏のあいだどこかへ去っていた野鳥達の気配を感じたり、深い緑が退いてゆくなかに野の花の色を見つけることもまた。


子育てを終えたカモ、巣立った鴨たちが水辺に(with Fujifilm X-T20)
子育てを終えたカモ、巣立った鴨たちが水辺に

 カルガモは一年中日本に留まる留鳥で、どこの水辺にも見られる鳥ですが、春から夏にかけての子育てを終え、あるいは巣立って成鳥となり、秋は秋の姿を見せてくれることでしょう。

 

 十代、二十代の前半の頃には夏が一番好きな季節で、その後は春が一番と感じるようになりましたが、近頃は秋や冬もわるくないなと思います。