京都御苑ちかくの「ギャラリー日日」で茶杓の取扱いがはじまりました

 

 京都御苑ちかくの「ギャラリー日日」で茶杓の取扱いがはじまりましたので、お知らせいたします。

 

 「はじまりました」と記しましたが、実はしばらく前から取扱いをしていただいておりました。先日、あらたに茶杓の納品をいたしましたところで、いよいよお知らせをしたいと思います。

 

 ギャラリー日日は、エルマー・ヴァインマイヤーさんと奥村文絵さんが営むギャラリーです。築90年余の日本家屋には、ギャラリーのほかにティールーム冬夏が併設されており、いずれもゆったりとして、静かな時間が流れる場所です。

 

 茶葉については、フードディレクターでもある奥村さんはじめスタッフの方々も茶園に足を運ばれ、農家の方々とともに協力してお茶づくりから取り組んでいられるようです。

 

 私もしばしお話をしながらお茶をいただきましたが、なんと表現してよいのか、野性味あるいは生命感、時間をかけて何煎もいただくなかに茶葉の一生、春夏秋冬が感じられるような、そんなお茶でした。

 

 古都の一角、そうした場所で私の茶杓を取り扱っていただけることは、茶杓削りにいっそう力を入れている私にとっては、たいへん大きなことであり、新鮮な経験でもあります。


初田徹 作 煤竹茶杓:Nikon F2
初田徹 作 煤竹茶杓

 作品の取扱いがはじまってから、何ヶ月もここでとくにお知らせをせずにおりましたのは、特別に理由があったわけではありませんが、べつな言い方をすれば、仕事のお取引先という形で単にお知らせするのも何かがちがう、そんなことを考えていたためかもしれません。

 

 仕事として関わらせていただくのは確かなのですが、仕事とはまた違う関係性のようなものを、私が勝手に感じているのもまた確かで、それをこの場で記してゆくすべを見出すことはいまだにできてはいません。


ギャラリー日日の中庭を望む:Fujifilm X-T20
ギャラリー日日の中庭を望む

ティールーム冬夏で取り扱う茶葉:Fujifilm X-T20
ティールーム冬夏で取り扱う茶葉

 こんな曖昧な紹介の仕方で大丈夫でしょうか?

 

 かつてない茫漠とした話ではありますが、ともかく私の茶杓はいま京都にあります。東京、京都の二箇所で茶杓を手にとっていただくことのできる形ができました。茶杓以外の品々、とりわけ竹工芸の作品も、来年以降には上洛を果たすことができればと、密かに野望を抱いてもおります。

 

 12月の個展が終わって一段落したら、次の個展までのあいだにまた日日に足を運びたいと思います。ギャラリー日日は、京都御苑の東、古い日本家屋のなかにあります。少しでも興味をお持ちになられたら、足を運ばれることをおすすめいたします。

 

ギャラリー日日(Gallery Nichinichi

 

ティールーム冬夏(Tea room Toka)

 

◯ 所在地:京都市上京区信富町 298