じぶん半分、竹半分

 

 茶杓を削るには、じぶん半分、竹半分。そんなふうに感じます。

 

 竹の籠を作ることにおいても、そうした感覚はつよくなっていて、半分どころかむしろ三分の一くらいの自分でも良いのかもしれない、半ば本心から考えます。


煤竹茶杓。節をあいだに半分半分|Fujifilm X-T20
煤竹茶杓。節をあいだに半分半分

 「自然」というのは案外見極めの難しいもので、自然な形と感じるものがほんとうに自然であることは、それほど多くはないと考えています。

 

 自分と竹との半分ずつの形、自然とあるべき姿、それを見極めること、見極めるだけでなく現実の形にすること、その工程を自然と継続できること、なかなか一筋縄ではいかないと毎日実感しています。

 

次回の個展は2018年12月8日(土)より