夜に籠を編むこと

 

 できれば、夜に竹籠を編むことはしないようにと考えています。

 

 一日のうちでもっとも疲れている時間帯ですから、ほんとうは早くに休んでしまって、つぎの日に落ち着いて、明るいところでつづきを進めたほうがよいでしょう。ふだんであれば。

 

 けれども、いまはふだんではありません。ことし最後の個展、9日間の個展が三週間後からはじまります。この個展はことしの締めくくりであり、来年の仕事の土台にもなります。できることを、できるだけやっておきたいのです。

 

 個展を終えてからの12月の後半の私は空っぽになると思います。少し休んで心身や環境を整理しなければと思っています。そのためには、いまは夜に籠を編むことも少しならばやってもよいでしょう。


ようやく籠の形が見えるのが編むことのたのしみです|Fujifilm X-T20
ようやく籠の形が見えるのが編むことのたのしみです

 竹籠づくりの工程はとても長くて地味です。編むところまでくると、やっと籠の形が見えてきますので、そういう意味では楽しいところでもあります。ただし、楽しいからといって際限なくやってはいけないのですね、なんでも。

 

 判断を誤ったり、怪我をしたりするまえ、まだ頭が働いているうちに、さっとやめます。今夜はこうしてブログを書いてクールダウンしましたので、これで仕事はおしまいです。明日の日曜は少し仕事をして、少し休むことに決めています。

 

 

個展は2018年12月8日(土)から、東京の西荻窪ではじまります。