『月刊美術』2018年6月号掲載のお知らせ

 

 雑誌『月刊美術』2018年6月号に竹工芸の作品・作家として掲載されましたので、お知らせいたします。

 

 今号の特集は「新世代の69点、すべて買えます!『用の美』×超・工芸」ということで、用の美をテーマにした工芸作品・作家特集であり、かつ雑誌を通じて購入が可能という企画です。

 

 私は特集のはじめ「【Part1】新世代15作家の『用の美』」のなか、p28-29にかけて小筐と茶杓を取り上げていただきました。

 

 ぜひ書店でお求めくださいますと幸いです。

 


『月刊美術』2018年6月号
『月刊美術』2018年6月号

 『月刊美術』さんでは工芸特集で何度か取り上げていただきましたが、今まででいちばん詳しくご紹介いただいたようにおもいます。何年かに亘って見守りつづけて下さっているのがありがたいことです。

 

 掲載の『五種竹組小筐』は2012年の東日本伝統工芸展に入選した作品で、2014年に日本橋の花筥さんで個展を行いました際にも非売品扱いながら展示をしました。

 

 個人的に思い入れと申しますか、手元に置いておきたい気持ちが強くありましたが、そういった個人的な執着からそろそろ離れて、より大きなものを目指すべきタイミングが来ているようです。


『五種竹組小筐』と煤竹旅茶杓
『五種竹組小筐』と煤竹旅茶杓

五種竹組小筐は自分の記憶に残る作品です
五種竹組小筐は自分の記憶に残る作品です

 また、今回の特集で茶杓を取り上げていただいたことも、私にとっては大きな出来事。三越伊勢丹百貨店で行なった茶杓の講座や、茶道雑誌の『なごみ』での茶杓づくりの講師など、茶杓について評価していただく機会が徐々に増えてきた流れが、こうしてつづくことを嬉しく思っています。

 

 前回の個展でも何点かの茶杓を展示しました。遠からず、茶杓をメインにした展示も行いたい気持ちで、企画をあたためています。

 

 『月刊美術』今号の特集Part1で取り上げられた新世代15作家を順にご紹介(敬称略)すると、四代田辺竹雲斎/和田的/坂井直樹/福本双紅/留守玲/市岡真治/浅井康宏/徳丸鏡子/市川透/今井完眞/大森準平/金理有/富田美樹子/松村淳/そしてわたくし初田徹。他の特集も含めた全員のお名前を挙げることは控えておきますが、このほかにも多くの素晴らしい作品・作家と並んで取り上げていただき光栄におもいます。

 

 先週末、私は竹工芸の道に進んでから丸16年を迎えました。

 

 色々のことがこの何年かで一周して、畏れながらもまた次に進まねばならない、その時が来ているのだと肌で感じる毎日です。