茶杓づくりの講座を日本橋三越本店で7月7日(日)七夕に行います

 

 来月、7月7日(日)七夕に茶杓づくりの講座を行います。場所は日本橋三越本店のカルチャーサロンで、おととしにつづいて2年ぶりの開催となります。(→ 2017年に開催した講座の様子

 

 講座でつくるのは、茶箱に組んだり旅先に携えたりできる短めの茶杓です。私は旅茶杓と呼んでいます。自宅で日々のお茶をいただくにも、みじかい茶杓は取り回しよく、つかいやすいものです。

 

 講座では、ご自身でつくった茶杓で薄茶をいただくところまで、3時間でおこない、茶杓は小さな桐の箱に収めて持ち帰っていただきます。

 

◯ 講座受付ページ

日本橋街大學【1日・短期講座 72】七夕に私だけの旅茶杓をつくろう

 

場所:日本橋三越本店 新館9階「三越カルチャーサロン」

日時:2019年7月7日(日)14時~17時

講師:竹工芸家 初田徹

 

 この講座で大切にすることは、できるだけご参加いただく皆様のご自身の力で仕上げていただくということで、それができる内容になっています(講義と実技でサポートいたします)。この経験が、今後の皆さまの創作や茶杓の鑑賞の際に生かせますように。

 

 前回もほとんど未経験のかたばかりでしたが、皆さま時間内にぶじ仕上げることができました。少人数の講座ですので、ご質問も随時遠慮なくなさってください。

 

 講座の流れをざっと記します。


みじかい茶杓、旅茶杓をつくります(竹工芸家 初田徹 作)
みじかい茶杓、旅茶杓をつくります

 14時スタート。まず座学の講義を少しだけ。茶杓の形の種類や性質、削る手順とコツ、失敗しやすい点や、美しいバランスなど、ホワイトボードを用いてご説明します。(15~20分程度)

 

 その後、櫂先の抂げなどの下ごしらえをした竹からお好きなものを選んでいただき、実際に形をつくります。ご質問には随時お応えしながらすすめます。

 

 削る際につかう道具は、いくつかの種類のヤスリです。番手を使い分けながら研磨して少しずつ削ってゆきます。刃物は使用しません(持込みも不可です)。

 

 私がふだん仕事で削る際には小刀で茶杓を削ります。おなじように「自分も小刀で削りたい」という方もいられるかと思います。しかし残念ながら初めから上手に小刀で削りあげることは、ほぼ不可能といってよいほど難しいものです。

 

 小刀で、という講座の場合には工程のどこかで失敗をして、それを講師がうまく整えて仕上げることになります。場合によっては修復不可能な失敗をする場合もあるでしょう。いずれにしても自分でつくる達成感にならないように思います。

 

 この講座では、削りの手順と茶杓のあるべきバランスを、ご自身の手で時間をかけて覚えていただき、達成感とともに持ち帰って今後に生かしていただきたいと考えています。小刀の扱いは別途自習ができますが、茶杓づくりの手順とゴールは自習ができません。

 

 自習のできない部分を、講座でお伝えします。


茶杓は桐箱に収めて持ち帰っていただきます(竹工芸家 初田徹 作)
茶杓は桐箱に収めて持ち帰っていただきます

 ここまでの実技の時間がおよそ2時間程度です。

 

 ぶじに完成した方から、自作の茶杓で薄茶をいただくという流れ。ご参加者同士で茶杓の拝見といったことも前回の講座はありました。自力では間に合いそうもない、という場合には私が積極的にお手伝いをいたします。

 

 17時に講座終了となりますが、終了後もしばらくは会場に居りますので、個別にご質問があれば、私にお答えできる範囲でお役に立てればとおもいます。

 

 講座へのお申し込みは、私へのご連絡ではなく、下記の三越カルチャーセンターへお申し込みください。詳細は該当ウェブサイトに記載されております。

 

◯ 講座受付ページ

日本橋街大學【1日・短期講座 72】七夕に私だけの旅茶杓をつくろう

 

 受付の開始は6月5日(水)午前10時0分頃よりとのこと。皆さまのご参加をお待ちいたしております。

 

 7月7日(日)七夕の午後、たのしいお茶の時間を一緒につくりましょう。