九月の展示へ。茶杓、菓子切り、竹籠をつくる夏

 

 例年になく長かった梅雨が明けました。梅雨明けとともに例年とおなじく猛暑が訪れ、関東地方では八月もしばらく暑い日々がつづきそうです。

 

 秋の予定として、九月中旬にふたつのグループ展に参加します。詳しいことをお伝えできるのは、しばらく先になりますが、次回の展示についてお尋ねをいただくこともございますので、早めに少しだけお知らせを。

 

 展示のひとつは東京都内、もうひとつは東京ではない場所です。


一輪挿しの竹籠、制作中(竹工芸家 初田徹)
一輪挿しの竹籠、制作中

 それら九月の展示に向けて、通常の納品やご注文品と並行して、竹籠、茶杓、菓子切りほか、竹の仕事を日日すすめています。

 

 一輪挿しは、このところ展示の機会にのみ作っています。目の細かい籠もあれば、幅広のひごで編む籠もあります。しばらくはオーダー制作にはお応えできそうもありませんので、一輪挿しをお探しのかたにはこの機会にご覧くださいましたら幸いです。


抂げて削りを待つ煤竹茶杓(竹工芸家 初田徹)
抂げて削りを待つ煤竹茶杓

 写真の茶杓は煤竹の旅茶杓。茶箱・茶籠に組んだりと携行に適した小さな茶杓です。少々、曲者の煤竹、さてどうなりますか。

 

 もちろん、通常の寸法の茶杓も削ります。


煤竹の菓子切りも日々削りつづけています(竹工芸家 初田徹)
煤竹の菓子切りも日々削りつづけています

 菓子切り「ささのは」も展示へ向けて、日々少しずつ削ります。金箔と漆をもちいた菓子切り「夕星」も。

 

 九月の展示の際に出品できるか、まだはっきり申し上げられないものの、茶籠(茶箱・小箱)も幾つか制作中です。そのほか色々と準備中のものも、間近になりましたらよいお知らせができればよいなと考えています。

 

 このように、いつもの月とあまり変わらず、淡々と地道に作っていますが、夏のあいだにやるべきことを冷静に見つめてみると、いつも以上に頑張りが必要な熱い夏になりそうです。