散策の途上、とても小さなキツツキ、コゲラと出会いました。スズメやカラス、ムクドリほどではありませんが、じつは身近に見られる野鳥です。
![小さなキツツキ、コゲラ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=629x10000:format=jpg/path/s322cb8739deb5d3c/image/i46c38babc32b689c/version/1609229567/%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%AD-%E3%82%B3%E3%82%B2%E3%83%A9.jpg)
![コゲラの背中に見える模様](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=629x10000:format=jpg/path/s322cb8739deb5d3c/image/id2c09fdad2ca500d/version/1609229571/%E3%82%B3%E3%82%B2%E3%83%A9%E3%81%AE%E8%83%8C%E4%B8%AD%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E6%A8%A1%E6%A7%98.jpg)
木から木、枝から枝へと動き回るコゲラの背中、黒と白との模様が、まるで籠を背負っているようにも見えます。黒と白のほかには茶色と、オスはわずかに赤い羽毛をもつばかりで、比較的地味な配色ながらも美しい鳥で、私は見ていて飽きることがありません。
一年中見られる鳥ですが、木の葉のすっかり落ちてしまうこれからの季節には、木を叩く音もよく響き、出会える機会がより多くなります。
冬枯れの武蔵野の景観に似合う控えめな存在感と、ギィーという見た目に似合わぬ妙な鳴き声、そして小さくすばしこい動きなど、個性的で可愛らしい私の好きな野鳥です。