茅葺き屋根の古民家から得られる古材の煤竹を主な素材として、茶杓を削ります。2018年に初めて茶杓をテーマにした個展を行いました。今後も個展の機会や幾つかの取扱店を通じて、煤竹の茶杓をお届けします。
2020年の4月と6月の個展においても茶杓の展示をいたします。
素材の煤竹の色味は、百数十年のあいだ囲炉裏の煙で燻されたことによる経年変化です。人工的に燻煙または着色した竹は茶杓づくりに用いることはできません。また、金箔装飾には本金を使用し、漆で定着させたのちに研磨して拭き漆で仕上げています。煤竹以外の竹についても良材を得た機会にはそれを生かすべく茶杓を削ります。
◯ 常設取扱店
・東京「MIN jewelry &crafts」目黒区鷹番 3-5-6-2F
・京都「ギャラリー日日」京都市上京区信富町 298
茶杓はすべて一点もので、数に限りがございます。在庫がない場合もございますので、最新の取扱状況については各店にお問い合わせください。
茶杓の仕事についての掲載雑誌等は、このページの下にまとめております。2020年以降もいっそう力を入れて制作、展示をつづけて参ります。
煤竹を素材にした菓子切りは、茶道の稽古に通っていた十年ほど前から、茶杓と並行して削りつづけています。個展の際に展示をしたり、いくつかのお店で常設の取扱いがございます。
菓子切りの取扱店の詳細については日用品のページにまとめました。
茶杓や茶籠など
茶の湯の諸道具は以下の雑誌・書籍等に掲載されました
雑誌
『なごみ』2009年5月号(淡交社)
『目の眼』2011年7月号(里文出版)
『和樂』2013年3月号(小学館)
『月刊美術』2013年12月号(サン・アート)
『なごみ』2016年10月号(淡交社)
『和樂』2017-2018年12・1月号(小学館)
『月刊美術』2018年6月号(サン・アート)
『なごみ』2018年10月号(淡交社)
『GINZA』2019年1月号(マガジンハウス)
『Casa BRUTUS』2019年1月号(マガジンハウス)
『FIGARO japon』2019年6月号(CCCメディアハウス)
書籍
『日本のかご』2012年(新潮社とんぼの本)
『はじめての茶箱あそび』2017年(世界文化社)
ほか
2017年・2019年に日本橋三越本店カルチャーサロンにて
茶杓講座の講師を務めました
2015年に東京の五島美術館の
『茶道具取合せ展 茶箱・茶籠の特集展示』
において茶筅筒が展示されました
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