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1-10-9. 煤竹掛花入 鉈目 ~オンライン小品展 第一部~

 

 こんにちは。オンライン小品展の第一部がはじまりました。第一部は5月10日(日)までの展示を予定しております(初めての試みですので、状況によっては会期中に予告なく終了する場合がございます)。つづく第二部は5月後半の予定です。

 

 第一部では10点の花入を展示します。第二部では茶杓など削りの仕事を展示します。

 

 各作品紹介の最後にご注文方法とリンクを設けますので、そちらからメールでご注文ください。今回は新規制作の受注はいたしません。写真に写っている品をお送り致します。

 

*会期中のみ送料無料でお送り致します(国外発送有料)。

*表示価格は会期中の価格です。

 

 

 第一部 作品No.9『煤竹掛花入 鉈目』

 

● 展示は終了しました。ありがとうございます。


『煤竹掛花入 鉈目』竹工芸家 初田徹 作
『煤竹掛花入 鉈目』初田徹 作

『煤竹掛花入 鉈目』竹工芸家 初田徹 作
『煤竹掛花入 鉈目』初田徹 作

『煤竹掛花入 鉈目』竹工芸家 初田徹 作
『煤竹掛花入 鉈目』初田徹 作

◯ 寸法......幅 28ミリ 高さ 136ミリ

◯ 付属品......ガラス製のオトシ(水を入れる容器)

 

 古材の煤竹の根元の部分を用いた竹花入です。「煤竹」とは茅葺き屋根の古民家で建築素材として用いられた古材です。江戸時代の末から明治時代に建てられた民家で、百数十年から二百年前後も囲炉裏の煙で燻されることで生まれる貴重な材です。

 

 竹林で切り倒された際の鉈の痕跡が残る、竹の根元の部分を用いました。シンプルながらも豊富な景色と美しい枇杷色の竹で、見飽きることのない竹花入です。多数の古い傷跡を見所として捉えていただけましたら幸いです。

 

 古民家の軒先に掛かる簡素な花入のような佇まいですが、現代の空間にも似合います。

 

 写真ではドイツスズラン、そしてトキワツユクサを入れました。花を供えるような気持ちになる花入で、この竹が経てきた長い歴史を感じることができます。


● 展示は終了しました。ありがとうございます。

 

◯ ご注文方法......サイト内のお問い合わせフォームより、以下の作品タイトルと必要事項3点を記して、メールでご注文ください。

 

・「作品No.9 煤竹掛花入」と記載

・お名前

・お届け先ご住所

・お電話番号

 

 受信後、こちらから返信いたします。指定口座へのお振込みを頂きましたのち、会期終了後に順に発送いたします。二日経っても返信がない場合には、恐れ入りますが再度お問い合わせ下さいますと幸いです。

 

お問い合わせフォーム

 

 ご覧いただき、ありがとうございます。10点目の作品展示につづきます。