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竹工芸の道、18年を迎えました

 

 わたしが竹工芸を学びはじめた日から、丸18年が経ちました。いつもご覧いただき、お支えくださる皆様に御礼申し上げます。

 

 これまで幾たびか危機がありましたが、幸いなことに仕事はつづいています。いままた迎えた危機的な社会状況は、もうしばらくつづくと思われますが、かならず乗り越えられるものと信じています。


『煤竹旅茶杓』竹工芸家 初田 徹 作
『煤竹旅茶杓』初田 徹 作

 

 4月に開催予定だった今年最初の個展は無期延期としました。また6月に予定しておりました個展も、いったん延期することに決めました。

 

 このたび初めて試みているオンライン展では、第一部において多くのお客様にご来場いただくことを得まして、たいへん支えになりました。ありがとうございます。

 

 第二部の準備は少し遅れておりますが、数日中にははじめたいと思います。

 

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 これからさき、変えてゆかねばならないことが数多くあるでしょう。いっぽうで、変えてはいけない核の部分もあると思います。それを間違えず、19年、20年、30年、仕事をつづけてゆかれればと願っています。