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2-20-19. 煤竹茶杓(売約済み) ~オンライン茶杓展~

 

 こんにちは。オンライン小品展の第二部となる茶杓展がはじまりました。5月30日(土)までの展示を予定しており、この第二部で今回の展示は終了します(状況によっては会期中に予告なく終了する場合がございます)。

 

 今回は計20点の茶杓を展示します。

 

 各作品紹介の最後にご注文方法とリンクを設けますので、そちらからメールでご注文ください。すべて一点ものです。写真に写っている品をお送り致します。

 

*会期中のみ送料無料でお送り致します(国外発送有料)。

*表示価格は会期中の価格です。

 

 

 作品No.19『煤竹茶杓』

 

● ご売約となりました。ありがとうございます。


作品No.19『煤竹茶杓』竹工芸家 初田 徹 作
作品No.19『煤竹茶杓』初田 徹 作

作品No.19『煤竹茶杓』竹工芸家 初田 徹 作
作品No.19『煤竹茶杓』初田 徹 作

◯ 寸法......幅 11ミリ 奥行 180ミリ

◯ 付属品......茶杓を収める桐箱がつきます。筒なしの茶杓です

 

 古材の煤竹を用いた茶杓です。

 

 「煤竹」とは茅葺き屋根の古民家で建築素材として用いられた古材です。江戸時代の末から明治時代に建てられた民家で、百数十年から二百年前後も囲炉裏の煙で燻されることで生まれる貴重な材です。使用に差し支えない古い傷跡がある場合もございますが、見所として捉えていただけましたら幸いです。


作品No.19『煤竹茶杓』竹工芸家 初田 徹 作
作品No.19『煤竹茶杓』初田 徹 作

作品No.19『煤竹茶杓』竹工芸家 初田 徹 作
作品No.19『煤竹茶杓』初田 徹 作

作品No.19『煤竹茶杓』竹工芸家 初田 徹 作
作品No.19『煤竹茶杓』初田 徹 作

◯ 特徴......細身に削った茶杓で、今回の出品作の中では節上が最も薄づくりです。やや深い褐色の煤竹の肌に、一箇所さっと筆で掃いたように明るい色が差しています。櫂先の枉げはやや緩やかで、節は複雑な形状をしています。切止は一刀です。重心は上の写真の通りです。

 

※ 節の右側が裏面に食い込むような形状をしており、薄めの削りと相まって、節周りがやや攻めた削りになっています。今回の出品作のなかでは扱いにやや注意が必要な茶杓で、日用としての使用にはあまり向いていない茶杓です。

 

● ご売約となりました。ありがとうございます。

 

◯ お取扱いの注意点

 

1.   竹の茶杓は抹茶専用です。その他の調味料、食品、飲料等には使用できません。

 

2.  竹の茶杓は、水に濡らしたり熱を加えると変形します。洗うことはできませんので、お使いの後には乾いた柔らかい布で抹茶を軽く拭うにとどめてください。

 

3.  お使いにならない時には、付属の桐箱に収めて、湿気やエアコンの風、日光の当たらない場所で保管いただくと、長くお使いいただけます。

 

 

◯ ご注文方法......サイト内のお問い合わせフォームより、以下の作品タイトルと必要事項3点を記して、メールでご注文ください。

 

・「作品No.19 煤竹茶杓」と記載

・お名前

・お届け先ご住所と郵便番号

・お電話番号

 

 受信後、こちらから返信いたします。指定口座へのお振込みを頂きましたのち、会期終了後に順に発送いたします。二日経っても返信がない場合には、恐れ入りますが再度お問い合わせ下さいますと幸いです。

 

お問い合わせフォーム

 

 

 ご覧いただき、ありがとうございます。最後の茶杓につづきます。