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京都の池半さんでお取扱いいただく中国茶器と茶則の包み

 

 こんにちは。2022年の七夕はよく晴れて夏らしい陽気です。

 

 昨年より中国茶器を中心にお取扱いをいただいております京都の茶室/茶藝室 池半さんに、茶則や中国茶杓をお納めしました。このたび清水美佐さんに作っていただいた茶則の包みも加わり、茶則と包みとを合わせてご覧いただけるようになりましたのでお知らせ致します。

 

 去年の夏に池半さんでは萩焼の坂倉正紘さんと二人展をさせていただき、展示ののちにはその経験を踏まえて中国茶器についてのご意見やご提案を池半さんから折々にいただいております。

 

 今回は茶則に合わせた包みをご用意いただき、単体での茶則とはまた異なる形でご覧いただく機会を得ました。


煤竹結継茶則と煤竹中国茶杓、茶則の包み
煤竹結継茶則と煤竹中国茶杓、茶則の包み

 池半さんによれば、古布は木綿の大正更紗や明治の麻の着物地などから、紐も古い半纏から生地をとってくださったそうです。

 

 私が茶則や茶杓の素材として用いております煤竹も、幕末頃の古民家の素材です。竹の内外に施した拭き漆も昔から日本やアジア地域で用いられている仕上げの技法。

 

 私自身も含めて、暮らしの器である住居はだんだんと新建材に置き換えられ、身に着ける衣服も洋服を主とする生活に慣れてしまって、なかなか古民家に着物で起居することの難しくなるのが現実です。

 

 そうした日々において、せめて茶を喫するみじかいひと時に、茶の道具を通じて古来の歴史を感じること、手から目から口中から絶えざる時間の流れを自らの中に取り込むこと、それを日本のお茶だけでなく、中国茶という形においても行うことには、なにかしら名状しがたい意味があるように思います。


煤竹結継茶則と煤竹中国茶杓(初田 徹 作)、茶則の包み(清水 美佐 作)

煤竹結継茶則と煤竹中国茶杓(初田 徹 作)、茶則の包み(清水 美佐 作)

茶則の包み(清水 美佐 作)
茶則の包み(清水 美佐 作)

茶則の包み、とりどり(清水 美佐 作)
茶則の包み、とりどり(清水 美佐 作)

煤竹結継茶則(初田 徹 作)と茶則の包み(清水 美佐 作)
煤竹結継茶則(初田 徹 作)と茶則の包み(清水 美佐 作)

 池半さんのウェブサイト→ https://ikehan.jp

 

 池半さんでお取扱いいただく中国茶器は今のところ、店頭のみで販売していただいております。できれば、その場でお茶の時間とともにご覧いただきたく。

 

 今年の京都では祇園祭の山鉾巡行が三年ぶりにおこなわれるとのこと。暑い暑い夏の京都で、すこしの暑気払いに池半さんで茶の時間をお過ごしいただいて、ゆっくりした気持ちで清水さんの包みと拙作の茶則、茶杓をご覧いただければ幸いです。