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23年と竹工芸

 

 私が竹工芸の道を歩みはじめてから丸23年が経ちました。とうとう人生の半分以上の時間を竹工芸とともに過ごしたことになり、竹工芸と出会う前の時間と逆転しました。これからも竹の道を軸として、その周囲にある世界について学びつづけます。

 

 何年経ったという数字はあくまで数字であって、特別な意味があるわけではありませんが、しかしそれでも自分の歩む道が仕事として成立し、この先の道もなんとかまだつづいている、そのことに感謝しております。

 

 ひとえに、これまでにご縁をいただきました皆様のお支えのお陰によるものです。どうもありがとうございます。

 

 最近の写真を少し掲載します。


茶籠(制作途中の写真です)初田 徹 作
茶籠(制作途中の写真です)

東京のMIN GALLERYに納品しました中国茶器と菓子切り
東京のMIN GALLERYに納品しました中国茶器と菓子切り

東京のMIN GALLERYに納品しました煤竹茶杓と菓子切り
東京のMIN GALLERYに納品しました煤竹茶杓と菓子切り

京都のKYO AMAHAREに納品しました煤竹茶杓
京都のKYO AMAHAREに納品しました煤竹茶杓

 先日、東京のMIN GALLERYと京都のKYO AMAHAREに、それぞれ抹茶のための茶杓や、煤竹茶則や中国茶杓など中国茶のための茶器、そして煤竹金彩菓子切り『夕星』などを納品しました。

 

 MIN GALLERYでは、とある遠い異国のメディアの取材を受けました。(現在は取材のご相談をいただきました際には、お世話になっているギャラリーで取材をお受けすることにしております)

 

 例年、春にMIN GALLERYで個展をおこなうことが近年の定例になっておりましたが、今年はいずれの場においても個展はお休みとし、グループ展と常設の展示のための制作に専念します。

 

 国内・国外の常設の取扱店については、こちらのページに記載して更新しております。

 

 年々、仕事のやりかたが少しずつ変わります。

 

 しかし本質の部分は変わらず、心身を健康に、世界と調和しながら長く仕事をつづけてゆきたいと考えております。

 

 いつもお支えくださいます皆様に御礼申し上げますとともに、今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。