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MIN GALLERY へのご来廊ありがとうございました。

 

 こんにちは。MIN GALLERYでの展示を終えました。

 

 ご多用の中をお越しいただきました皆様、ご助力くださいました方々に御礼申し上げます。



 同ギャラリーでの展示は2019年以来5回目となりました。5回すべての展示をご覧くださったかたもいらっしゃいます。

 

 同じ場所で、内容にそれほど大きな変化のある展示ではないですが、少しずつ変化をして私自身の見る風景も変わってきました。今年は漆芸作家の関 美怜さんの作品も展示をして頂き、ご本人ともお目に掛かって新しい刺激を頂きました。来年もまた新鮮な気持ちで展示ができるよう準備します。



 昨年の展示では横川志歩さんに花を生けていただき、格調高いお花になりました。

 

 今年は自分自身で花を入れましたのでお見苦しいところもあったかと思いますが、何軒かの花屋さんを巡って花を求めたり、ご来場のかたに頂いた花を入れたりと、十日余の期間にも季節の移りかわりを感じながらの時間は楽しいものでした。



 幸いなことに、今年の展示はほとんど雨が降ることもなく、のべ八日の展示を終えました。

 

 そして展示を終えた途端に、雨模様。梅雨のような空です。



 毎年、年末から翌年春の展示へかけての3~4ヶ月はあっという間に過ぎてしまいます。桜をゆっくり眺めた記憶もあまりなく。2020年からのパンデミックの抑圧感に重ねて、とりわけこの2年ほどの間はずっと慌ただしい時間で、目の前のことに必死に取り組む日々を重ねていました。

 

 今年は年始から上海での個展、3月に京都のKYO AMAHAREのOpening Exhibition、そしてMIN GALLERYと三つの展示を終えて、心身とも、ようやくやや一段落ということろです。

 

 まだやるべきことは数多くありますが、5月以降は少し落ち着いて先のことを考えたいと思いますし、時間の使い方や仕事のやり方も見直してゆくつもりです。次回の展示はしばらく先になりますが、昨年来、意識して取り組んでいる常設を充実させることについて、引き続き注力してゆきます。

 

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 この頃は春を通り越して初夏のような天気かと思えば、暖房が欲しいような冷え込みもあり、不安定な空模様がつづきます。皆様、ご自愛くださり、また次の機会に元気でお目にかかれますように。

 

 このたびは、誠にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。